はしか(麻疹)が流行した時の予防と過去に受けた予防接種の確認方法

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はしか予防接種の抗体に有効期限があるのか?2016年に流行の兆し?

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2016年8月に関西空港の従業員がはしかに集団感染したニュースが耳目に新しいですが、はしか(麻疹)の患者を搬送・診察した救急隊員と医師までもが感染したとか。

それだけ感染力が強いということですから、決して他人事ではなく、気をつけなければいけない感染症の一つです。

リオ五輪ではジカ熱の予防に対して海外旅行には特に留意するようシビアになっていた日本ですが、はしかに関しては3年以上国内では抑えこまれていたので、不意打ちをくらったような状態です。

関空に端を発するはしかの感染拡大防止に向け、大阪府は、はしかの感染が確認された30代男性が8月28日に利用したという関空対岸の「りんくうプレミアム・アウトレット」を利用した買い物客らに対して症状が出た場合には早期に医療機関を受診するよう呼び掛けています。

当事者はもちろんでしょうけど、気になるのは、子供の頃に予防接種を受けているはずだけど、その有無を確認する方法や、もしワクチン接種を受けていた場合でもその抗体には有効期限があるのか?ということではないでしょうか。

私が子供の頃ですが、はしかの予防接種はなく、風疹やおたふく風邪と同様、一生に一度はかかるものだとされていました。

私も例外なく、小学生の低学年の時にはしかを発症し、暑い夏の盛りに寝室に閉じ込められて暑さと痒みに耐えていた記憶があります。

当時は各家庭にエアコンがようやく設置されるようになった時代。

ましてや寝室にエアコンがあるわけでもなく、ひたすら我慢大会?を強いられました。

現在の日本では、はしかワクチンの定期接種が1歳と就学前1年間にされています。

はしかには治療薬がないこともあり、この時期に予防接種を受けていない場合は早く受ける必要があります。

はしか」のワクチンは、昭和53年から定期接種となり、1歳から6歳までの子どもを対象に接種が勧められました(平成7年4月から17年度までは7歳半まで)。

しかし、平成19年には「はしか」が、ワクチンを接種したはずの若者の間で大流行しました。

原因はせっかく機会があったのに、ワクチンを接種していない人がいたほか、1回だけの接種の期間が平成18年3月まで続き、免疫が時の経過とともに弱くなっていたからだと言われています。

そういうこともあって平成18年4月から、はしかワクチンを風疹との混合ワクチン=MRワクチンに切り替え、確実に免疫をつけるため、1歳と小学校入学前に2回、接種が行うようになりました。

また、若者の間での大流行を受けて、平成20年から5年間は、中学1年生と高校3年生を対象に、MRワクチンの接種を行うなどの対策を取りました。

平成2年4月2日以降に生まれた人、つまり今の26歳より若い人は、これまでに2回、ワクチンを接種する機会があり、きちんと接種していれば、はしかにかかる危険性はかなり低いと言えます。

一方、それより前に生まれた、今の26歳から39歳の人は、ワクチンを接種する機会が1回だけでした。

子どものころワクチンを打っていても、免疫が低下している可能性があり、はしかに最もかかりやすい年代と言えます。

2016年夏の関空に端を発するはしか患者の特徴は、20代でワクチンを受けていない若い大人が中心。

先にも触れましたが、国は08年から5年間、中学1年生と高校3年生の年代を対象にワクチンの追加接種を呼びかけたそうですが、この時に予防接種を受け損ねている人は感染のリスクは高いと言えます。

任意でのはしかワクチンの接種は費用も自己負担ですが、報道で言われている場所に出向いていた場合や、万が一発疹や熱が出た場合は無理に仕事や学校、イベントなどに行かず、早く医療機関で受診することが大切です。

はしかに限らず、過去に予防接種を受けているかどうかを確認する方法ですが、まずは親に聞くか、母子手帳を確認してもらうと間違いないでしょうか。

予防接種の有無がわからない場合は外出を控えるのはもちろんですが、心配な場合は抗体検査を受けることもできるそうです。

ワクチンを受けていない人は、大人でも予防接種ができますので、なるべく早く受けたほうがメリットは高いようです。

はしかの予防接種をする場合は、「MRワクチン」というワクチンを接種しますが、MRワクチンとは、風疹とはしか(麻疹)の2種のワクチンを同時に予防接種する方法です。

MRワクチンは少し大きめの医療機関であれは在庫があるので予約なしでも受けることができるよですが、事前に問い合わせしておけば安心ですね。

また、規模の小さなクリニックでは感染症に対応できない場合もありますし、感染を広めることにもなりかねません。

いずれにしても発疹や発熱などの症状がある場合は事前に医療機関に連絡してから出向いたほうが良いですね。

はしか(麻疹)ワクチンの効果と有効期間、料金は?

はしか(麻疹)の場合、予防接種を受けていれば95~98%の確率で抗体ができると言われています。

つまり、某かの要因で数%の方には抗体ができないこともあるようです。

そのため、インフルエンザなどと同様にワクチンの2回接種が推奨されています。

はしかの抗体は接種後2週間くらいから現れて有効になります。

また、ワクチンが有効な期間ですが、以前は生涯持続すると考えられていましたが、近年ではウイルスに接する期間が少なくなっていることから、免疫を増強する機会が少なくなり、その有効期限も弱まっていると考えられています。

そのため、持続期間はおよそ10年と考えられているようです。

はしかワクチンは1歳と就学前1年間の時期であれば定期接種として受けることができるのですが、大人がはしかの予防接種を受ける場合は料金がかかってしまいます。

大人が予防接種する場合ですが、MRワクチンは医療機関によって若干異なるようですが、8000円前後が相場のようです・

詳しくはワクチンの在庫の有無と合わせて受診予定の医療機関に問い合わせてみれば良いですね。

費用だけでなく、時間も割かなくてはいけないことから予防接種を受けるかどうか迷う方もいるかもしれませんが、大人の場合ははしかにかかると重症化し、命に関わることもあります。

流行の兆しがある場合や、感染者が確認された場所に出入りしたり、出向く予定がある場合は予防接種を受けておけば安心ですね。

大人のはしか(麻疹)は子供と違う?その症状と予防

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はしか(麻疹)は同じ部屋にいるだけでも飛沫感染や空気感染する、感染力の強いウイルスです。

そのため、マスクの着用やうがい、手洗いなどでは防ぎきることができません。

唯一の予防方法はワクチンを接種し、ウイルスに対する抗体をあらかじめ獲得しておく他にありません。

参考までに、はしかの症状ですが、子供も大人も同じような経過で症状が出てきます。

はしかウイルスに感染すると、8~18日間の潜伏期ののち、咳、くしゃみ、鼻水、目の充血などをともって38度くらいの熱が出ます。

次には口の中の粘膜に「コプリック斑」という白く小さな斑点ができます。

その後、一旦は熱が下がりますが、すぐに39度くらいの高熱になり、それとともに、赤い小さな発疹が体中に広がっていきます。

発熱に関しては3~4日程度で軽快しますが、発疹は10日~2週間ほどで治まるといわれています。

しかし、気をつけたいのは患者の3割が合併症を起こすとされ、多いのは肺炎や中耳炎とのこと。

合併症が起こりやすいとされているのは5歳未満の小児と20歳以上の大人だということですから、より注意が必要です。

はしかの場合は治療薬がありませんので、高熱に対しては「解熱剤」、咳には「咳止め薬」といったように症状に合わせた対症療法が基本です。

また、全身の抵抗力が一時的に下がるために起こる細菌感染などの合併症に対しては「抗菌薬」が用いられる場合があるようです。

2015年の3月には日本の「はしか」はWHOから「排除状態」と認定されています。

それぐらいに身の回りでは耳にしなかったため、「はしか」の怖さに対しては認識が薄れてきています。

先にも触れたとおり、5歳未満の小児と20歳以上の大人の場合は重症化しやすいということですから、報道されている場所に行った方は即座に医療機関で受診したほうが良さそうです。

はしかの流行を防ぐためにも、一人一人の行動が重要になっていると言えますね。

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